Buzz Rickson'sは、フライトジャケットの真のレプリカを作ることを目指し1993年に"FLIGHT JACKET"の歴史と誇りを追求する最強のブランドとして誕生した。
映画「戦う翼」の劇中でスティーブ・マックィーンが演じる役名に由来する“BUZZ RICKSON'S”。その復刻作業は、スペック、素材、フォルム、パーツに至るまで徹底的にこだわり、一着一着にクラフトマンシップを込め、本物だけが持つ魅力に肉迫している。
また、現在ではフライトジャケットに留まらず、ピーコートやデッキジャケット、フィールドコートといった当時の米軍が採用していたアウターやブーツ、ミリタリーテイスト溢れるスウェットやTシャツ、パンツなど、ミリタリーウェアの総合ブランドとして確立されている。
当店で販売しているBuzz Rickson'sは全て新品・国内正規品です。ご安心してご購入下さい。
1930年代後半からA-2の生産を開始したエアロレザー社は、A-2を製造したコントラクターの中で最多の7度もの納入を誇っている。これは古くから確かな技術と生産キャパシティーを併せ持ち、安定供給が可能であった優良メーカーであることを裏付けている。このA-2はエアロレザー社が1941年に製造した5度目の生産ロットにあたるモデル。それまで納入された4モデルは台襟の付いた仕様であったが、このモデル以降から台襟を持たない仕様となった。このモデルは左右の前身頃が同じ型紙を使用しているため、ポケット位置を水平に移動して正面から見た時のバランスを保っている。左右の脇線からのポケット位置の間隔を見ると、ポケットが左右違う位置に付けられているのが分かる。このA-2の特徴はポケット下部のラウンドが狭いためポケットの形状は四角形に近しく、前立てのステッチ幅も狭いため精悍な印象を持つ。使用しているスナップボタンはリングスタッド型で、トップパーツには丸いキャップを使用していないため、着込んだ時にドーナツ状に擦れやアタリが浮き出る。赤いリブニットを装着したA-2は全コントラクターの18社、計39ロット生産分の中でエアロレザー社だけであり、身頃の濃いシールブラウンと赤いリブニットのコントラストが美しいA-2はエアロレザー社を象徴するものである。
濃いめのシールブラウンに赤いリブが映える。
袖のステンシルも無く、シンプルなA-2です。
ラベル部分。
台襟が省略された襟と真鍮にメッキされたホック。
ニッケルメッキが施されたタロン社製ファスナー。
角ばったフラップ付きポケットが特徴。
エポレット部分。
脇には通気性を高める為に鳩目が打ってある。
赤いレンガ色のニットパーツ。
イタリア産の革である事を示すタグ。